週末の昨日は晴天なり!
「スキー(以前触れましたが、フィンランドでスキーといえば普通クロスカントリースキーのこと)するなら、今日がこの冬最後のチャンスかもしれないよー!」
午前中、アウランコ国立公園の湖へ行ってきました。
「湖の氷の上でスキーしたいね。でも、もう氷溶けてるんじゃないの???」
コース入り口で会った、手押しソリでお散歩中マダムによると「釣りしてる人がたくさん!スキーヤーもまだ結構いるわよ♪」とのこと♪
「じゃ、早速Go!」しますか!
コースのスタートは緩やかなスロープで、カーブがある。
これが私の苦手関門。
クロスカントリースキーはダウンヒルスキーと違って幅も細く金属のエッジがない。
初心者の私にはバランスが取りにくくブレーキ掛けるなどのコントロールが難しい。
先にスタートした夫が一旦止まり振り返って「かなり凍ってて滑りやすいしガタガタだから気をつけて!」と一言アドバイスくれた。
が、その一言でより恐れが増して身体に力が入る。
「う、う、う、ううわぁぁぁ!Ouch!!!」
カーブを曲がった辺りで耐え切れなくなって、今年初のBIGなコケ方。
(痛すぎ!)
ストックを持ったまま着いた手がおかしい。
(まさか、骨折?)
親指が変!
付け根がずれてるような???
逆の手で触ってみた。
関節外れてますけどーーー!!
怖いのと痛いのと。。。
とっさに引っ張ると、 カクンと音がして元に収まった。
(ほっ)
転けたまま立ち上がれず、通りかかった家族連れのおじちゃまに「助けてあげよっか?」と言われる始末。情けない。
おじちゃまに助けられ、立ち上がって夫のもとまで滑っていった。
「指痛めたわ」
「で、続けるの?やめるの?どっち?」
(「大丈夫?どれどれみせてごらん?痛いの痛いのちちんぷいぷい♡」とかないの?薄情な奴め!)
くやしいから「やるもん!!」 と続行。
指の付け根の痛みは続くものの、凍った湖上でスキーする爽快さったらない!となる。
これだから困る、フィンランド。
雄大な自然に、太陽に煌めく雪と氷の世界が、こんなに身近に、日常にある。
湖上には氷に穴を開け、釣りを楽しむ人。
お散歩だけの人。
TVで見るように颯爽とクロスカントリースキーするピタピタ系のウェアの人。
釣りをしていた男性に「なんていう魚なの?」と声をかけてみた。
Ahven(アハヴェン)という魚らしい。
結構おいしいんだって。
日本名ではヨーロピアンバーチ(学名:Perca fluviatilis)スズキ目ペルカ科の淡水魚。ヨーロッパからアジアにかけてユーラシア大陸に幅広く分布するバーチの仲間。だそうな。(wikipediaより)
photo:wikipedia |
10〜15㎝くらいの大きさだったかな。
「これらは小さすぎるからねー」と 開けた穴から魚を水の中に戻してあげてました。
他にもたくさん釣り人がいたのは大会が開かれていたらしく、なんでも鮭を釣るんだとか!
湖上での週末のひととき。
痛みも忘れかけて気持ちいい汗が背中を流れてました!
しっかし、利き手を痛めると辛いですね。
腫れた手でタイピングするのも今日はこの辺でおしまいにしときます〜
「薄情な奴め!」なんて言ってごめんなさい♡
この日も夕食にお得意のミートソーススパゲッティを作ってくれた優しいところのある夫です(笑)
Hali, Hali! = Hug, Hug! :-)
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